10月1日、キリンカップの準決勝がありました。相手はエクアドル。
そして、この試合で——谷村海那選手が、代表初先発を果たしました。
しかもセンターフォワード。つまり1トップです。
私が前回の記事で「見たかった」と書いた、まさにその形でした。
試合結果
| 日時 | 2026年10月1日 |
| 大会 | キリンカップサッカー2026(準決勝) |
| 会場 | 横浜国際総合競技場(日産スタジアム) |
| 観客数 | 65,012人 |
| スコア | 日本 0-0 エクアドル(PK戦 5-4 で日本勝利) |
| 谷村海那 | CFで先発、46分(ハーフタイム)に上田綺世と交代 |
| 観戦方法 | TVer |
日本は決勝に進出。相手はニュージーランドです。
「1トップが見たかった」が、叶った
前回の記事で、私はこう書きました。
1トップで見たかった。
本来の形で、どれだけやれるのか。それが見たかったというのが正直なところです。
ベネズエラ戦で、谷村選手は上田選手との2トップで入り、チームが10人になったことで左サイドハーフに回りました。守備に追われて、持ち味を出す場面はほとんどありませんでした。
その願いが、次の試合で叶ったんです。
先発発表を見たとき、うれしかった。そして思いました。
やっと、まともにやれる。
守備に追われる役割ではなく、最前線。マリノスで6得点を取っているときと同じ形です。ここでどれだけやれるのか。期待して、TVerを開きました。
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正直に書きます。よくなかった
結果から言うと、あまりいいとは言えない内容でした。
一番気になったのは、ボールが収まらないことです。前線でボールを受けても、キープできない。味方が上がってくる時間を作れない。だから攻撃が続かない。
そしてシュートが少なかった。ストライカーとして、ここは物足りませんでした。
報道の評価も厳しく、「前線で起点になりきれず」「レベルの高い相手とのマッチアップで苦戦」と書かれていました。採点も低めでした。
これが、一番こたえた
私は以前、谷村選手についてこう書いていました。
キープ力が素晴らしい。前線でボールを収めて、時間を作ってくれる。
代表初招集のとき、彼の持ち味として挙げた一番目がこれでした。Jリーグでは間違いなくできていることです。
それが、代表のレベルでは通用しなかった。
これは谷村選手が悪いという話ではないと思っています。相手のレベルが違う。当たりの強さが違う。Jリーグで収まるボールが、ここでは収まらない。
その差を、画面越しにはっきり見せられたという感じでした。
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それでも、もっと見たかった
ハーフタイムで、谷村選手は上田選手と交代しました。
正直、もっと見たかったです。
後半も使ってもらえていたら、何か変わったかもしれない。前半で掴んだ感覚を、後半にぶつけられたかもしれない。
そして、これを言うのはフェアではないかもしれませんが——上田選手に替わっても、結局0点でした。
もちろん監督には監督の判断があります。「勝ちに行く」ための交代だったとも報じられています。
それでも一人のマリノスサポーターとしては、45分で終わってしまったことが、やっぱり残念でした。
元マリノス勢も出ていた
79分 前田大然選手が投入
86分 塩貝健人選手が投入
元マリノスの二人です。
ウルグアイ戦の記事でも書きましたが、マリノスにいた選手が代表で戦っている姿を見るのは、やっぱりうれしいものです。
この日は谷村選手、前田選手、塩貝選手と、マリノスに縁のある選手が3人もピッチに立ちました。
しかも会場は日産スタジアム。マリノスのホームです。65,012人の前でした。
勝手な話ですが、マリノスの日みたいな気分になりました。
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試合そのものは、重い内容だった
試合は0-0のまま終わり、PK戦へ。
日本は5-4で勝ち、決勝進出を決めました。鈴木彩艶選手の好セーブが効きました。中盤では佐野海舟選手のボール奪取が目立っていました。
ただ、90分間で1点も取れなかったのは事実です。エクアドルは強い相手でした。
まとめ
この記事のまとめ
- キリンカップ準決勝、日本0-0エクアドル(PK5-4で勝利)。決勝はニュージーランド
- 谷村海那が代表初先発。CF(1トップ)で起用され、46分に交代
- 前回「1トップが見たかった」と書いた願いは叶った
- ただし内容はボールが収まらず、シュートも少なかった
- 代表初招集のとき「キープ力が持ち味」と書いた。その持ち味が出せなかったのが一番こたえた
- 前田大然・塩貝健人も出場。日産スタジアムでマリノス縁の3選手が立った
厳しいことを書きましたが、がっかりしているわけではありません。
初先発です。しかも世界の強豪相手です。一度で結果が出るほうが珍しい。
そして——まだ、あと一試合あります。
決勝のニュージーランド戦。出番が回ってくるかは分かりません。でもチャンスがあれば、今度こそ結果を出してほしい。
Jリーグで6点取っている選手です。できないはずがない、と私は思っています。

