10月14日、ルヴァンカップの3回戦がありました。相手は清水エスパルスです。
結果は2-1でマリノスの勝ち。4回戦に進みました。
しかも先制されてからの逆転です。
今回もYouTubeのハイライトだけの視聴になってしまったのですが、それでも十分に手応えを感じる内容でした。
試合結果
| 日時 | 2026年10月14日 |
| 大会 | ルヴァンカップ 1stラウンド 3回戦 |
| 会場 | 日産スタジアム(ホーム) |
| 観客数 | 8,879人 |
| スコア | 横浜F・マリノス 2-1 清水エスパルス |
| 得点 | 後半16分 藤井智也(清水) 後半27分 谷村海那 後半37分 知念慶 |
| 観戦方法 | YouTubeのハイライト |
GK 朴一圭
DF 井上太聖/ジェイソン・キニョーネス/藤井翔大/関富貫太
MF 喜田拓也/知念慶/遠野大弥/ジョルディ・クルークス
FW 二田理央/オナイウ情滋
ハーフタイムに遠野 → 谷村海那、キニョーネス → 諏訪間幸成
先発を見て、まず思いました。普段あまり出ていない選手が、ずらりと並んでいる。
先に失点した
後半16分、清水に先制されます。
右サイドでプレスを受けた関富貫太が、慌てて出したパスをカットされました。
こぼれ球からゴール前へ折り返され、左サイドから走り込んだ藤井智也に決められています。
自分たちのミスからの失点でした。プレスをかけられて、焦って出したパス。そこを突かれました。
ここで終わっていたら、いつもの「決めきれずに負ける試合」になっていたかもしれません。
でも、この日は違いました。
谷村海那の同点ゴールが、すごかった
後半27分、谷村海那選手が同点ゴールを決めます。
これが、見ていて一番驚いた場面でした。
① オナイウ情滋が左サイドからドリブルで仕掛け、鋭い縦パスを差し込む
② 谷村がワンタッチでフリック
③ 二田理央がつなぐ
④ 谷村が再び受けて、ゴール右下隅へ
ポイントは②のフリックです。
あの場面、谷村選手はパスを受ける前から、すでに後ろが見えていたのだと思います。
そうでなければ、ワンタッチではたいたあとに、あの位置に走り込めません。はたいた瞬間には、もうシュートまでのイメージができていたはずです。
正直に言います。そんなプレーもできるのか、とびっくりしました。
私はこのブログで、谷村選手について「キープ力が持ち味」「前線でボールを収めて時間を作れる」と書いてきました。代表では「ボールが収まらなかった」とも書きました。前節のC大阪戦では、厳しいマークのなかで決めきれない姿も見ています。
でも、このゴールは違いました。収めるのではなく、はたいて、動き直して、決める。別の引き出しです。
そして、代表から帰ってきて最初のゴールでもありました。
決めたあと、明らかに気合が入っていました。あれを見られただけでも、ハイライトを見た甲斐がありました。
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知念慶の決勝点は、またセットプレーだった
後半37分、知念慶選手が逆転ゴールを決めます。
右からのコーナーキックを、ジョルディ・クルークスがニアサイドへ。
知念慶が高い打点からヘディング。
ここで、このブログを読んでくださっている方には思い出してほしいことがあります。
私は第8節の記事で「セットプレーで点が取れるようになった」と書きました。そして今回で、こうなります。
| 天皇杯2回戦 | 左CK → 諏訪間幸成のヘディング(決勝点) |
| J1第8節 | 左CK → キニョーネスのヘディング(先制点) |
| ルヴァン杯3回戦 | 右CK → 知念慶のヘディング(決勝点) |
3例目です。もう偶然ではありません。
コーナーキックからヘディングで決められるという武器が増えたこと、素直にうれしいです。
今季このブログでは「ゴール前の迫力が足りない」「攻撃の厚みが薄い」と何度も書いてきました。流れのなかで崩しきれない試合が多かった。
だからこそ、セットプレーという別の武器は大きいと思います。崩せない日でも点が取れる。チームとしてそこが形になってきているのは、いいことです。
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クルークスが、今度はアシストした
そして、この決勝点をアシストしたのがジョルディ・クルークス選手でした。
先日の天皇杯3回戦で、同点ゴールを決めた選手です。あのとき私は、こう書きました。
このゴールで、モチベーションを取り戻してほしいと思います。
その次のカップ戦で、今度は先発してアシスト。
出番が少なかった選手が、巡ってきたチャンスで結果を出し、次の試合でも結果を出す。こういう流れが見られるのが、カップ戦のいいところだと思います。
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遠野大弥が先発した
もうひとつ、大きなことがありました。
遠野大弥選手が先発しました。
前節のC大阪戦で、途中から出てきた姿を見たばかりです。その次の試合で、もう先発。右アキレス腱を2度断裂して、2度戻ってきた選手が、ここまで来ました。
トップ下に必要な選手だと、あらためて感じました。
前半だけの出場で、ハーフタイムに谷村選手と交代しています。まだフル出場できる段階ではないのでしょう。
それでも、あの位置にこの選手がいるかどうかで、攻撃の形は変わる。そう思わせるものがありました。
焦らず、少しずつ戻ってきてほしいです。
出番の少ない選手たちが、頑張っていた
この日の先発は、普段リーグ戦であまり出ていない選手が多く並びました。
GKの朴一圭選手、藤井翔大選手、オナイウ情滋選手、二田理央選手、クルークス選手、そして喜田拓也選手。
少ない出場機会のなかで、チャンスだと思って頑張っているのが、見ていて伝わってきました。
同点ゴールの起点になったのはオナイウ選手の縦パスでした。つないだのは二田選手です。決勝点のキッカーはクルークス選手でした。この日の2得点は、両方とも「普段出ていない選手」から生まれています。
チームの厚みというのは、こうやって増えていくのだと思います。
失点してから追いつけるチーム
この試合を見終えて、一番強く思ったのはこれです。
失点してから追いつけるチームというのは、底力があるチームだと思います。
今季このブログで何度書いたか分かりませんが、マリノスは終盤に失点する試合を繰り返してきました。開幕戦のアディショナルタイム2失点、第4節のリード直後の失点、第7節の84分、天皇杯3回戦のアディショナルタイム。
その終盤という時間帯で、今回は2点を取った。
自分たちのミスから失点して、折れずに追いついて、さらに逆転する。勝ち方として、これはいい勝ち方だと思います。
課題については、正直に言えません
ここは正直に書いておきます。
ハイライトしか見ていないので、課題については何とも言えません。
ハイライトに映るのは、得点と決定機とピンチだけです。ボールを持っていない時間、守備の並び方、中盤の攻防——そういうものは、まったく分かりません。
失点の場面を見る限り、プレスを受けたときの処理には気になるところがありました。ただ、それが試合を通した傾向なのか、たまたまあの一回だったのかは判断できません。
分からないものを、分かったように書くのはやめておきます。
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まとめ
この記事のまとめ
- ルヴァン杯3回戦、横浜FM 2-1 清水エスパルスで4回戦進出
- 先制されたのは自分たちのミスから。プレスを受けて慌てたパスを狙われた
- 谷村海那の同点弾は、ワンタッチでフリックして動き直して決める形。受ける前から後ろが見えていたプレーだった
- 知念慶の決勝点はコーナーキックからのヘディング。クルークスのアシスト
- セットプレーからの得点は、これで3例目(天皇杯2回戦・第8節・今回)。もう偶然ではない
- クルークスは天皇杯で得点、今回はアシスト。チャンスで結果を出し続けている
- 遠野大弥が先発。トップ下に必要な選手だとあらためて感じた
- 2得点とも普段出番の少ない選手から生まれている
- 失点してから追いつけるチームは、底力があるチーム
これで4回戦に進みました。
欲を言えばきりがありませんが、まずは一つ一つ、目の前の試合に集中してほしい。そのうえで、最後には優勝してほしいと思っています。
それに、勝ち進むということは、それだけ試合が増えるということでもあります。
私はこのブログで「見られなかった試合」の話を何度も書いてきました。放送がない、テレビがない、時間がない。そんな話ばかりでした。
でも、観られる試合が多いのは、やっぱりうれしい。
ハイライトだけでも、見られる試合が増えるのはいいことです。勝ち続けてほしいと思います。

